◆レイラ様より頂きました◆


「彼女」 2


[今日hydeのとこのマンションで作業する事になったし。]

10時、tetsuから一件メールが届いた。
・・・・浮気者ぉ!!(←違う)
てゆーか、早くメールしてよ。買出ししちゃったじゃん、まぁいつもの事か・・。
頭きた!!!今日は飲み明かしてやるっ!!

「でさ、聞いてる!!?」
「あいあい、聞いてるよ。」
「昨日の今日だよ!?昨日アタシhydeさんとできてんでしょ!?って言ったばっかなのよ!?なのによりによって次の日に何で更に疑われるような真似する訳!?」
いつものBARでアタシはバーテンダーに愚痴を吐いていた。このバーテンダーの男は古い付き合いでアタシとtetsuの関係を知ってる数名の内の一人でもある。

「お前もさ、考えすぎだって。あのtetsuさんがホモな訳ないだろ?ったく、女遊びには文句一つも言わないお前がまさかありもしない事で騒ぐとは思わなかったよ。」
「女遊びなんて軽いもんじゃん、一日ヤッたらそれで終わりな訳だし。でもさ、マジになられるのはやっぱイヤじゃん!?絶対あの人アタシよりhydeさんの方が大事なんだよ!!」
「いや、メンバーなんだからそりゃそうだろ。」
「そういうんじゃないんだって!しかもある意味傷つくし!!だってtetsuのhydeさんに対する発言アタシを口説いた時よりカッコ良かったんだよ!!?」
「へぇ〜、何て言ったの?」
「‘ドレス素材がいいんやない、hydeが綺麗なんや・・’(←tetsu口調)」
「・・・・・・!へぇ〜〜〜!!!うわ、そりゃかっこええな!!!」
「でしょ!!?」
「しかも相手hydeさんだしな・・。言われてもおかしくないもんな、あの人なら。やべ、すげぇ似合って見えてきた・・。」
「ちょっとやめてよ!アンタまでそんな事言わないで!」
「ていうか、俺だってhydeさんだったらヤッてみたいって思うよ。色気あるし、あの人。あれで女装とかされたら俺本気で襲いそうだな・・。」
「コラ!!話がどんどん怪しい方向にいってんぞ、このエロ親父!!」

まぁそんなこんなで癒されに飲みに行ったのにちっとも癒されず・・(笑)仕方なくtetsuのいない部屋に(いつもいないけど)戻る事にしたのだった。


「tetsu、新しい香水でも買った?」
「・・・・。」
「それとも、新しい女の間違いだったかしら?」
「・・・。」
「何も答えないのね、答えなくても知ってるんだから!あなたが他の女とこの家で住んでるって事位!!!」
「・・・;hyde、今度は女役でもやるんか?」
tetsuは呆れ顔で机の上にある香水を眺めるhydeに声をかけた。
「いや〜、この家の常連の女の言葉が何か香水見てたら浮かんできてん!絶対いたやろ?こんな女!どうや、俺女の話し方うまない?」
「まぁ、見た目女やしな。」
「それ禁句〜。」
「お前な〜、これ漫画やないねんで!小説やで?小説でこんな演技されたら読者が誤解するやろ!?」 「そっか、じゃあこの小説読んでる人にはこの入り組んだteっちゃんの部屋が見られへんねや!!可哀想!!」
「いや、別に見れんでもええやろ・・。けど、お前何で急に俺の部屋でやりたいなんて言い出したんや?俺、彼女にhydeの家行ってくる言うてもうたのに。」
「だってteっちゃんとそんな長い事同居する女の顔見てみたいやん!?この浮気男の仕打ちに耐えられたって事はよっぽど強い女やで!?」
「失礼な、お前も人のこと言えへんやろ?昔はヒモ同然やったくせに・・。」
「言わんといて!!もう過去は捨てたんや〜!」
「ええホテルとってもらえた言うて自慢しとったやんけ。」
「何でそんな話覚えてんの、teっちゃん!!」
「お前、今日完全に酔うてんな・・。(汗)」
ガチャッ・・・
玄関で鍵の開く音がした。

「あ、もしかして彼女帰ってきた!!?」
「あちゃ〜やっぱか。」

「初めまして、hydeでぇす!!」

Next Comming soon...




◆COMMENT◆

レイラさんから、「彼女」の続きを頂きました。

バーテンさんの気持ちが良く分かる辺り自分ももう重症かと。
次回はついに彼女とhydeさんのご対面。
また続き送っていただけるということなのでお楽しみに〜。

レイラさん、毎回有り難うございます(^^*


2005.06.07


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