2月・・・
街はピンクの色が多くなりはぁとで溢れるお店ではいっぱいのチョコレートが売っている
そうもうすぐバレンタイン
僕とてっちゃんが付き合いだしたのは数ヶ月前で僕たちにとって初めてのバレンタインになる
恋人同士には欠かせない行事だし僕もてっちゃんになんかあげたい!とは思うけど
・・・僕がチョコレートを作れるわけでもなく
「あぁ〜バレンタインどないしよ・・・」 などと悩む事数日・・・・
とうとうバレンタインの日になった。
「やばい・・・何も用意してない(汗)」
事務所にはファンのみんなからチョコやら手紙やらプレゼントが山積みになっている
そのプレゼントをじーっとみる
そしてゴソゴソとあさってみた
(あっこれ手作りやん・・・こっちもこってるなぁおいしそう・・・プレゼントもすごいなぁ)
ファンの子からの贈り物に圧倒される僕
本当に焦ってきた・・・ やっぱりここはあれしかないんかな・・・
その日の仕事が終りみんなが家路に着く中僕はもちろんてっちゃんと帰った
向かうのはてっちゃんの家
家に着くととりあえず一息つく
僕の頭の中はプレゼントのことでいっぱいでずっとドキドキしてた
(あぁとうとうてっちゃんち来てもうた・・・プレゼント喜んでくれるかなぁ)
てっちゃんが持ってきたお酒を呑みながら他愛の無い話をしていく
でも僕の頭の中は(いつ渡そういつ渡そう)ってそればっかり
ふと会話に間があく
僕はこのチャンスしかない!と思い話を切り出す
「なぁてっちゃん!」
「んっ?何?」
「今日ってバレンタインやな」
「あーそーいやそうだねぇ事務所にもプレゼントやらいっぱい届いてたねぇ」
「それでな・・・僕からのプレゼントやねんけど・・・」
「えっ?」
うわっ期待いっぱいの顔してる・・・(汗)
それなのにこんなプレゼントって・・・ 
「あのな・・・僕・・・プレゼント何にしていいかわからんくてずっと悩んでて・・・用意できなかってん」
「えっ・・・あぁ別にいいよープレゼントなんて」
「それでな・・・その代わりにな・・・」
「んっ?」
俺はポケットに入っていた大き目の赤いリボンを取り出す
そして自分の首に結んでみた
「あの・・・・僕じゃあかん?/////」
僕今絶対顔真っ赤だ・・・
てっちゃんは一瞬驚いた顔したけど今まで見たことないような笑顔になった
「本当にもらっていいの?」
「えっ・・・うん////プレゼントに・・・僕を貰って下さい/////」
僕たち初めてのバレンタインのプレゼントは大きな赤いリボンを纏った僕
その日が僕の初体験の日になった・・・
  end.





+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+







<Saine's comment>


夜中の3時に「お風呂入ってたら、いいの浮かんだ♪」
と、携帯へメールで送ってくれた狂兎さん。(笑)
さすがですっ!!同人魂万歳っ!!(何)
しかも今回は、マイラヴァ-(?)テツハイでございまするvv
夜中の3時に、私はハイテンションでしたわvv(爆)
狂兎さんは、学校とかでもいろいろと手紙に裏SS書いてくれたりと・・・
本当めちゃくちゃ素敵なお方ですvv
私も、お礼に薫敏イラ頑張らなっ!!(汗)
狂兎さん、本当にありがとうごぜぇますvv
そして、また楽しみに待っております・・・ふふふv





戻る。